荘島校区ソフトバレー トレーナー活動
今年も早いものであと2ヶ月となりました。
令和元年は大雨や台風などの自然災害が多く、
日本の亜熱帯化がすすみ、温暖化が身近に感じられるようになりました。
この先、子どもたちが成長し大人になった頃には
日本はどのようになっているのでしょうか。
被災された方々には、この困難を乗り越え、
皆様が一日でも早く平穏な生活に戻れるように
心からお祈りしています。
さて、こはく整骨院は今年も荘島校区のソフトバレー大会の
トレーナー活動と救護のボランティアに行ってきました。
ケガ予防のペアストレッチやマッサージなどを行い、
今年も無事、大きなケガなく終えたことで一安心です。
秋はスポーツ大会なども多くなり、ケガはつきものと言っていいでしょう。
不慮の事故によるケガはなんとも避けられないものです。
競技場や練習場に、いつもトレーナーがいるわけではありません。
トレーナーがいない時、病院に行くまでの間にケガを悪化させずに
できるだけ良い状態に保っておく応急処置があります。
この応急処置を適切に行うことが、治りを早くする秘訣になりますので
この機会にぜひ、おぼえておいて下さい。
【応急処置 R.I.C.E(ライス)】
Rest(レスト)=安静。
ケガした所を動かさない。
Ice(アイス)=冷却。氷などで冷やす。直にではなくタオルや服の上から
10〜15分当てて外すことを繰り返す。凍傷に注意。
Compression(コンプレッション)=圧迫。包帯などで圧迫する。
テーピング、洋服などで代用可能。圧迫のしすぎに注意し、
圧迫している先の手足の指の色などをチェック。
Elevation(エレベーション)=挙上。
ケガした所を心臓より高い位置に保つこと。
このR.I.C.E(ライス)は打撲や捻挫などスポーツでよく起こるケガに対応する方法です。
R.I.C.E(ライス)を行うと痛みや腫れなどを防ぎ、治りも早くなります。
これはあくまで応急処置であり、治療ではありません。
R.I.C.Eによる応急処置の後は必ず、整形外科や整骨院などの専門医を受診しましょう。
これさえ覚えていれば、誰でも簡単に処置できます。
スポーツを通して楽しい時間をみんなで共有しましょう!
院長 野田雄介