速く走るためのポイント
もうすぐ10月になりますね。
運動会の季節で大忙しの野田家ではありますが、今年も長男の「かけっこ」の練習につき合っています。小学生の頃は早く走れるだけでモテたりしましたが、やはり男の子なら1番に憧れますよね。
日本人選手でも桐生選手が10秒台の壁を破り、夢の9秒台を記録しました。それだけ日本人のフィジカルもメンタルもトレーニングも向上してきているということですね。
今回は運動会シーズンということもあり、速く走るためのポイントをまとめてみました。
【速く走るためのポイント】
①「走り」を理解する
②良いイメージを行う
③動作を確認する
①「走り」を理解する
速く走るための公式は「足の回転数」×「歩幅」です。
足の回転数は1秒間の歩数。歩幅は1歩の距離。この2つの掛け算により走るスピードが決まります。どちらかを上げることができれば確実に結果が出るのですが、実は、人間の走り方では回転数の向上は困難であることがわかっています。大人でも子供でも、1秒間に4〜5回が限界なのです。そこで重要になるのが、歩幅を大きくすること。つまり、関節の、特に股関節の可動域が大切になる訳です。ここを意識することで、大きくタイムを伸ばせます。
②良いイメージを行う
子どもに教えるときはシンプルでなければなりません。
まずは理解させることから始めましょう。体に動作を覚えさせるのではなく、イメージさせることが第一歩となります。良いフォームをイメージさせる。脳からの指令を受けて体は動くわけですから、イメージさせることは大切です。とはいえ、どうすればイメージさせることができるのでしょうか?
答えは、一流の選手の動画を見せることです。
繰り返し何度も見ることで、良いフォームをイメージできるようになります。これは走る競技だけでなく、サッカーや野球など他のスポーツでも効果を発揮します。徹底して真似をしましょう。その後に子どもが走っている姿を動画に撮り、理想と現実を比較します。皆様もご自身の動きを客観的に見たときにビックリされた経験はありませんか?理想のイメージに体の動きを近づけていく作業が、結果を出すための重要な鍵となるのです。
③動作を確認する
•脚の動き
□つま先が上を向き、脚が上がる
□地面を蹴り上げる
□ドタバタと音を立てずに走る
•姿勢
□猫背や反り腰にならない(肩甲骨を意識する)
□体は地面に対し45°傾ける
□アゴが上がらないようにする
•腕の振り
□脇を締めまっすぐに振る
□肩、肘、腕の力を抜く
□肘を後方にしっかりと引く
走り方を客観的にチェックし、ひとつひとつ改善していくことが大切です。
速く走るためのポイント、いかがでしたでしょうか。
最後まで走り抜ける!その情熱がなにより重要です!
ボルトが2017年9月24日付の朝日新聞でこう語っています。
「速く走るには?たくさん体幹を鍛えることかな。特に腹筋の辺りと背中回りは大事だ。そこを強化していければ故障しなくなったり、走りが安定したり、より多くの技術的な練習ができるようになるよ。そして全てはトレーニングだ。自分も初めて競技場に行った時は勝てなかった。その時コーチに言われたよ。『才能ある人の中で一番努力した人が頂点に立つんだ』って。何があっても自分を追い込んで努力しなければならない」
最終的には努力次第なんですね。納得です。
走るのが速くなりたい子は、こはく整骨院の森岡トレーナーがみっちり指導します!
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